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イトウの「パチンコ日記」

1997年9月のバックナンバー

[バックナンバー一覧] [パチンコ日記・最新版]

9月29日(月)

 残り1週にしてようやくプラスが見えてきた今月のパチンコ収支であるが、前回の日記以後、25日はスロットの「ベイビーエンジェル」で設定5の台を見つけてプラス3500円、26日はコスミックで新台の「雀士ウーロン牌」を短時間打ってプラス3000円となり、たったの500円ではあるが今月の収支をプラスへと転じることができた。

 今日は、開店初日から全然出していなかった西八コスモ2の新台「小籠包」の開け直しを狙って、11時過ぎに西八へと向かった。

 店に入り、新台コーナーを覗くと、シマには先客が2人のみで、台は選びたい放題となっていた。この時、先客の1人(女性)を見て、どこかで見かけたことがあるような…という気がしたが、声をかけるわけにもいかないので、空き台の釘をチェックして候補を2台と絞り、入り口側の方から試し打ちしてみることにした。

 最初の台は、1000円打って16回。これをもって「回らない」と決めつけるわけにはいかないが、他にも空き台はいくらでもあるわけで、この台を打ち続ける必要はない…ということで、2台目の方へと移動した。こちらの台は、打ち始めの500円から非常に好調な回りで、1000円あたり22〜23回転くらいで安定している。よって、この台に腰を落ち着けることに決定した。

 単日収支を大きくプラスにするためには、何よりも少ない投資での大当たりが欲しいわけだが、世の中自分が思ったとおりに事が運ぶほど甘くはないわけで、1万円打っても当たらず。回りは衰える気配もないので、当然続行…ということで、5000円を一気に500円玉に両替し、席に戻って再び「現金投資マシーン」と化していると、横から「伊藤さんですよね?」という声がした。見ると、同じシマで打っていた先客の男性で、何故自分の名前を?と驚いたが、なんと、インターネットでパチンコ情報を交換していた方であった。「トーチャン」「カーチャン」という表記にすればピンとくる方も多いと思うが、先客の2人が、この「トーチャン」と「カーチャン」だったのである。お二人とも持ち玉遊戯に入っていたので、自分も早く初当たりを…と思ったが、やはり思った通りにはいかず、結局初当たりは投資15500円にしてようやく引くことができた。

 この初当たりがダブル(出玉は1.5回分)となり、大当たり終了後6回転で単発当たりを引いたこともあって、あっという間に投資分が回収できた形になった。が、その後は延々と続くダラダラモードで、唯一鋭さを見せたのは、午後3時ごろに起こった「大当たり−終了後1回転で再度大当たり−大当たり中にダブル」で出玉が1万発を突破した時くらいのもので、あとはハマった分だけ出る…ということの繰り返しであった。その間にカーチャンさんは大当たりを重ね、5箱、6箱と順調に出玉を伸ばしていった。トーチャンさんはといえば、出玉がのまれた後、ファインプレーのシマで健闘し、こちらもそこそこ出ていたようだった。

 結局、出玉を伸ばし続けるカーチャンさんとは対照的に、自分の台は1万発前後を行ったり来たりの繰り返しで、何の見せ場もないまま夜を迎えてしまった。セオリーに従うならば当然「閉店勝負」なのであるが、夕方から頭痛が徐々にひどくなってきて、閉店までホールにいるのも億劫になってきたので、9時を回ったところで出玉を流し、「早退」することにした。出玉は8200発。この時点でカーチャンさんは足元に8箱、手元に2000発ほどの持ち玉があったが、まだ打ち続けるということだったので本日の結果はこの日記を書いている時点では不明である。ぜひとも「トーチャンとカーチャンのパチンコ日記」を訪問して、皆さんの目で勝負の結果を確認していただきたい。

  本日の収支【投資=15500 回収=20000 トータル4500円のプラス】
  トーチャン&カーチャンさん、お疲れさまでした

本日の対戦台=小籠包(ショウロンポウ)2の概要


9月5日〜24日

 前回の日記が4日だから、20日ぶりのパチンコ日記ということになる。この間、自分のパチンコ人生最大の不ヅキに見舞われ、一時は回復不可能と思われるほどまで沈み込んでしまったが、その不ヅキも徐々に終結へと向かっているようで、今日の勝負をもって、ようやく今月の収支がプラスへ転じる可能性が出てきた。

 前回の日記以後の収支は、以下の通りである。

  5日 −38000(八王子各店)
  8日  +7000(パーラーセブン Fピストル大名 1800回ハマリ・終日1/300以下)
  9日  +7000(パーラーキング ファンキードクター 確率通り)
 11日 +18500(コスミック シージャック・終日1/170=理論値以下)
 12日 −24000(八王子各店)
 14日  +1000(ラスベガス2 モンキッキ 確率通り)
 15日 +13000(ラスベガス2 スイスイマリン 大:小=14:19)
 16日 −25000(IS ナナシー 1/245)
 17日  −3000(コスミック スイスイマリン 3倍オーバー・終日1/240)
 とにかく、何を打っても初当たりが取れない。多少の出玉を得ても、3倍4倍のハマリですぐに持って行かれる…という状態で、パチンコとはかくも勝ち辛いものであったかと、今までの自分のパチンコが白昼夢のように思われたものだった。

 この時点での負け額は、マイナス9万4千円。6桁の大台まであと一歩と迫り、あと一敗すれば間違いなく、不名誉な「大記録」達成という状況になった。自分の財布の中から万札が10枚、パチンコという不毛な遊戯のために消えていったかと思うと、今さらのように悔しさがこみ上げてきて、泣きたいような気持ちになることがあった。いや、恥をしのんで告白するなら、閉店まで打ち切って疲れ果てて帰った自宅で、倒れ込むように布団に転がり込んで、ひとり泣いたこともあった。

 しかし、ここでパチンコから逃げては得るものは何もない。自分のパチンコ人生を振り返れば、貯金を増やし、パソコンを買い、学生の身分に不相応な車を買い…と、収支は常に右上がりであったわけで、この不ヅキとて、長い右上がりのカーブの中で見れば、ほんの少しの間右上がりが止まったまでのこと。そう思えばこそ、何かにとりつかれたかのように店回りをし、食い入るように釘を見つめて、プラスを叩き出せる台を探したのであった。そして、この1週間で、ようやくそれが結実しようとしているのであった。

 18日 +22500(IS ナナシー 理論値やや上・1回転大当たり)
 19日  +2000(パーラー西八 ラッキートマトSVZ 1/300)
 22日  +1500(パーラーセブン 玉ちゃんファイト)
 23日  +1000(LION 羽根モノ)
 19日から学校が始まったにもかかわらず、プラスを出せると確信できれば、夕方からでも迷わず現金投資をした。高校生の時のように、羽根モノの開放台狙いもやった。たとえ1000円の勝ちでも、今の自分にとっては貴重なプラスであり、勝てること、いや、勝ち続けること自体が非常に重要な意味を持っているように、自分には感じられた。

 そして今日である。朝イチからコスモ2へ行き、あれこれ打ち回ってプラマイゼロの状態で店を出たのが正午前。そこから、パーラーキングへ向かい、普段なら目もくれなかったビバシティーを打つことになった。これが、500円、12回転目の大当たりを皮切りに、いままでの不ヅキを吹き飛ばすかのように大爆発して、大当たり14回でドル箱12箱。大当たり確率140分の1をもって6万オーバーの勝ちとなり、今月のトータルはマイナス6000円と相成った。今まで苦しみ、そして耐えた分が、ここに来て一気に放出されたという感じで、今日は別の意味で泣きそうであった。

 ともあれ、マイナス10万からの復活を見事成し遂げ、あとは月トータルをプラスにすべく、今まで通りの立ち回りをするだけである。幸いにも明日は西八コスモ2、コスミックと2店の新装が控えているため、明日の台選びを誤らなければ、月トータルをプラスへと導けることだろう。

 今回の、信じられないくらい長期に亘った不ヅキの中で、ひとつだけ得たものがある。それは、「自分を信じる」ということである。回る台で持ち玉ハマリを喰らっていると、「ここで止めればプラスになる」と思うことがある。あるいは、回る台でも初当たりが引けないとき、「台を替わろうか」という気持ちになることがある。それぞれのケースにおいて、途中撤退したり台を移ったりするのは簡単なことである。しかし、自分の釘読みと台選びを信じて打ち切ることができなければ、いつまでたっても結果は出せないのである。確率は我々にはどうすることもできない。唯一できることは、試行回数を増やし理論値に近づけることだけである。その意味で、自分を信じて打ち切ることが必要になるのだろうし、多少の迷いは吹き飛ばせるくらいの高い期待値の台を見つけていくことが、今後の課題ではないかと思う。


9月4日(月)

八王子/LIONにて

 絶好調だった8月とは対照的に、今月は初っ端からドツボにはまって連敗を喫している。とはいっても、そこいらの台を適当に打って負けているわけではなく、打った台は日当が出るはずのお仕事台なわけで、早い話が「回っても当たらず、当たっても増えず、増えても続かず」という三重苦モードから脱却できずにいるというわけである。

 今日の勝負にあたって、前3日間の収支を合計してみたところ、1日がコスミックのスイスイマリン(23回/1000円)で−24500円、2日はLIONのCR大江戸日記(32回/1000円)で−17000円、そして昨日がコスミックのドンキホーテ(20回/1000円)で−14000円ということで、収支トータルがマイナス5万5千5百円。なにもこんな所で数字が揃わなくても…という話はともかく、月初めでマイナスを抱え込むという苦しいスタートになってしまった。

 今日は、LIONのサービスデー(末尾2と7の台がサービス台)を狙って普段より2本早い中央線で八王子へと向かった。開店待ちの行列と共に入店し、サービス台の中から選んだのが「CR将軍ちゃま3」。一昨日ここで大江戸を打ったときと比べて、明らかに寄り・ヘソがプラス調整になっているだけでなく、このシマを狙っている先客がゼロという好条件の中、最もバランスの良さそうな182番台に今日の運命を託すことにした。

 開店ミュージックを待って打ち出しを開始すると、驚くなかれ、最初の500円でデジタル回転数は30回丁度であった。これが回りムラであることは承知であるが、それでもこの結果を見た瞬間、自分の頭の中では福沢先生が1枚、2枚…とこちらへ向かってくるような気がした。そして、次の500円分の玉を借り、玉を打ち出したまま他のシマを偵察に行こうとした瞬間の33回転目、中デジタルスベリから発生した「7」のリーチが半蔵ジャンプのスーパーリーチへと発展し、その次の瞬間、高速回転していた右デジタルがバシーンと7で停止し、見事「777」で確変ゲットとなったのであった。

 ところが、幸運はこれだけでは終わらなかった。初回の確変が、いきなりリミッターの5連チャンを達成し、確変終了後60回転にして今度は通常絵柄の大当たり。時計の針は11時にもなっていないというのに、自分の足元にはドル箱が5箱も積み上がってしまったのである。もうここまでくれば、完全にイケイケモード。前3日間の負債などないも同然、今日の日当は5万は下らないだろう…と頭の中でソロバンを弾いたのであった。そして、本日の結果は以下の通り。

\1000   33  7  確変ゲット
        19  1   2連
         2  5   3連
        12  印籠  4連
        93  9   5連 リミッター!
        59 2  自力確変(笑)
       669  0  連チャンのあとはハマリ?
       292  8  お、確率内
       691  0  とおもったらまた…
       268  3  ようやく確変    初当たり 7/3447=492分の1(理論値338分の1)
        43  6  あっさり終了    総当たり 12/3616=301分の1(理論値186分の1)
      1102  4  ドハマリ
       333 ヤメ
 見ての通り、全然ダメ(涙)。結局、出玉の頂点はリミッター直後に通常当たりを引いた午前11時ごろで、以後はハマって単発、確変も2連止まり…と見せ場の一つもナシ。午後10時になって、残り出玉と時間とのバランスを考えて撤収となった。

 この結果を見て「午前11時にヤメていれば大勝ちだったのに」と思うようでは、負け組から脱出することはまず不可能だろう。パチンコの基本は、「期待値プラスの台を長時間打つ」ことであり、今日の自分の場合はたまたま確率の悪戯でこのような結果になってしまったが、確率通り当たりを引けていれば、あと9回分(出玉にして2万発、換金で5万円相当)の大当たりを取れていたはずである。また、700回弱が2発、1000回オーバーが1発というハマリがあったにも関わらず、持ち玉ですべてを乗り切り、追加投資が一切かからなかったばかりか、収支プラスで終了していることにも注目してほしい。

 もしこのハマリが現金投資時に訪れていれば、日当どころの騒ぎではなかったのは容易に想像がつくだろう。また、無制限ではなく、ラッキーナンバー制や確変のみ持ち玉という営業形態であったならば、やはり収支は大幅なマイナスとなっているはずである。つまり、「勝てる台ならば、持ち玉のある限り、時間の許す限りは打ち続ける」ことによって、有利な勝負ができるということである。ハマリは精神的にも辛いかもしれないが、確率的にハマリは不可避なものであるから、できるだけ有利な条件でハマリを乗り切るようにしていけば、収支は自ずから改善されていくはずである。多少のハマリにはびくともしない強靱な精神力…とまではいかなくとも、「多少ハマリがあっても、自分の打っている台は確率が収束すれば収支がプラスになる台だから大丈夫だ」と思えるようになれば、もう勝ち組の仲間入りである。

 と偉そうなことを書いてはみたものの、今月の先行きは…

  本日の収支【投資=1000 回収=6000 トータル5000円のプラス】

本日の対戦台=CR将軍ちゃま3の概要

  • 大当たり確率=338分の1(設定なし) 出玉=2300発
  • 確変=突入率6分の13、以後1回継続(5回リミッター)
  • 何の変哲もない、良くも悪くも「普通の」新基準CR機。純粋1/2タイプと比べると確変突入率が若干低いが、その分大当たり確率が高くなっている。
  • ゲージは「CR黄門」とほぼ同じ。つまり、命釘の幅もさることながら、デジタル横の風車とその周辺の寄り釘に大きなウエイトがある。もちろん、こぼれ玉が少なく、安定して命釘方向へ玉を送るような寄り釘が良いということになる。また、この機種はミニアタッカー経由でのデジタル回転も無視できないくらい多いので、ミニアタッカーへの寄り具合もチェックしておいた方が良い。
  • 暇はあるが金はない、という方には、小デジタル狙いの止め打ちを奨める。小デジスルー、ミニアタッカー周りの釘が良ければ、1000円で100回転(!)も夢ではない。


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