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イトウの「パチンコ日記」

1997年6月のバックナンバー

[バックナンバー一覧] [パチンコ日記・最新版]

6月25・26日

八王子/コスミックにて

25日(水)

 6月も終わりになると、また例の行事で忙しくなる。そう、学生の宿命「試験」である。普段の怠慢は、試験前に必死で情報収集プラス専門書読破でカバーしている自分にとって、今後しばらくはパチンコと縁のない生活を余儀なくされる。その情報収集が来週から始まるため、パチンコを本気で打つとなれば、今日・明日あたりがラストチャンスである。そこへ、コスミックが新台入れ替えとなれば、まさに渡りに船。ということで、新台の整理券を手に入れるため、早起きして9時半には店着。ところが、行列に加わっていると、「今回の新装は、整理券を配らず、並んだ順に入場させる」とのアナウンス。普段新装で並んでまで台を確保する…ということのない自分にとっては、最悪のパターンとなってしまった。仕方なく、近所のホールで羽根モノを打って時間をつぶし、開店30分前に再び列に加わることとなった。ちなみに、羽根モノは2000円の負け。

 昨年は、Tシャツでホールに行き、冷房に耐えられず途中撤退、などという苦い経験をしているだけに、今年はきっちり長袖Yシャツを着ていったが、この暑い中行列に加わると、この長袖が非常にうっとうしい。5分としないうちに、汗が吹き出てきてしまった。それでも、店側がかなり早くから客を入店させたため、待ち時間が10分ほどで済んだのは、不幸中の幸いというやつなのだろうか。

 入店し、地下フロアに向かうと、新台の「ラッキーボウル2」は満台だが、増台された「スイスイマリン」は客もまばらで、釘を見てから台を選ぶことができた。といっても、寄り釘が無調整、命釘は左が若干アキ…という程度の釘なので、台を選んだ時点ではまだ不安が残っていた。しかし、開店と共に打ち出してみると、これが信じられないほど回る。最初の500円で15回、次の500円でも14回…と、これは2.5円無制限という営業ならほぼ「鉄板」の台。周囲を見る限りではこれだけ回っている台はなかったので、ヨコの比較ではあるが、優秀台をつかむというラッキーに恵まれた、と思った。さらにラッキーなことには、投資2000円目、回転数にして48回転目にかかった中右同時回転スーパーリーチが小当たりの「588」で止まり、ハズレか…と思われたその瞬間、一瞬開いた権利獲得用のチューリップに玉が3発吸い込まれていき、権利を獲得できてしまったのである。これは「してやったり!」と言うしかない。

 その初回大当たりは、16ラウンドが2回、1ラウンドが1回で終了し、ドル箱は2箱。先ほどの回りがあれば、この出玉で500回は余裕だな…と思っていたところに、信じられないような出来事が起こった。唖然とするほど回らなくなってしまったのである。保留ランプが満タンになるなどまずナシ、デジタルの回転すら途切れがち、という最悪の状態に陥ってしまい、あれこれストロークを変えながら回りが回復するのを期待したが、はっきり言って「全くダメ」状態。16ラウンド分の出玉を打ち込んで、150回しか回せなかったときはさすがにヤメにしようかと思ったが、最初に見せたあの回りよもう一度…と淡い期待を抱きつつズルズルと打ってしまい、あげく272回転させて、残り300発ほどを持って掟破りの「持ち玉台移動」をやってしまった。そこで待っていたのは、またもや信じられないような展開。7回転目のリーチ一発で、今度は大当たりを引き、またもや16−16−1。今度の台は、23回/1000円ほどで、これは十分ボーダー越え。持ち玉台移動をやったおかげで、投資は最初の台の2000円だけなので、今度こそ台と心中覚悟で…と思ったら、本当に心中するとは。持ち玉をすっかり飲まれ、さらに11000円追加投資して700回転まで回したが全く当たらず、ギブアップしてしまった。

 普通ならばここですぐ撤収するか、あるいはそこいらのカス台に手を出しマイナスを増やす、というのが自分のパターンだが、今回に限っては「ウルトラC」で、マイナスを減らすことができた。その「ウルトラC」とは、自分の短いパチンコ人生(今年で6年目)ではじめてのパチスロ勝負であった。というのも、今回のパチンコ新装と同時に「スロット・ハイパーモードフェスティバル」というのが開催されており、(これはあくまでもホール側がそういっているのだが)200台中半数の100台が高設定で開放中ということであった。そこで、ちょっと様子でも見てみるか…と見に行った「ファイナルバニー」のシマで、シマ内最多のビッグ16回、という台が空いているのを発見してしまったのが、ラッキーと言うべきかどうなのか。打ってみたところ、6000円でREG、そこからクレジット内でBIG、さらに、初BIG終了後1プレイ目で再度BIG、50プレイ程度でまたBIG…と、あっという間にドル箱にコインを移さなくてはならないほど出てしまったのである。今のパチスロは昔(3号機)と違い、基本的にはノーマル機のはずなのに、いったいどうなっているのやら…。これでまた一歩、パチスロに対して「疑心暗鬼」の方向へと傾いてしまったような気がする。で、勝負の方は、一気に1000枚超まで出たあとはダラダラした展開で、出たり入ったりを繰り返し、結局獲得枚数800枚をもって、8時に勝負終了とした。本当に高設定だから出たのか、単にヒキが強くて運勝ちなのか…良く分からないが、何はともあれ、初打ちで収支をプラスにすることはできたので、満足…とうより、助かった。

 ともかく、投資21000円で回収12500円はマイナス8500円で終了と相成った。

26日(木)

 昨日のマイナスは1万以下ということで、全く気にならない程度(1万を『気にならない』というのは金銭感覚の麻痺か?)で済んで良かった。今日は木曜で、男性会員無制限のサービスデーでもあることだし、改めて「パチンコ」の方でまともな勝負をしたい。そう思って、昨日同様、いつもより2本早い中央線に乗り、八王子へとやって来た。当然狙いはコスミックの新台「ラッキーボウル2」。甘い確率、高い時間効率、多い出玉、しかも新台入れ替え2日目の、普段ならラッキーナンバー制の台を無制限で打てるとあれば、台さえ取れればその時点で勝ちは確定のようなもの。そう思いながら駅から早足でホールへ向かうと、ちょうど裏口のシャッターが開く瞬間だった。脱兎のごとく入店し、エスカレーターを走り下りていくと、よく見かけるプロや暇そうな学生風でシマはごった返していたが、何とか空き台のうち1台をキープすることができた。

 釘の方は、どの台も差はない感じで、これといったマイナス箇所も見あたらない。となれば、命釘のアキを考慮して20回程度と予想をたててみた。が、いざ打ち出してみれば、これが見た目とは裏腹に、1000円あたり15回がやっとというような状態。周囲の台は、保留の点灯状況から見る限りではもっと回っているようだったので、いわゆる「デキ悪」の台をつかまされてしまったのだろう。それでも、ヒキの強さか、3500円投資の34回転目(!)、で当たり、持ち玉になった。とはいえ、この回りでは打てば打つほど負けを増やす結果になるのは明らか。ストロークの改善でも一向にデジタルの回りは向上しないので、120回転ほどしてヤメ。この頃には、明らかにプロと分かる連中は既に姿を消していた。やはりダメなものはダメということなのだろう。出玉は2600発ほど。

 さて、ヤメたはいいが、他に打つ台があるでもない。かといって、無制限デーだけにここで帰るのも悔しい。そこで、新台として導入されてから一度たりとも打っていない、「ケロケロジャンプ」を打ってみることにした。普段は「Vで継続、3・7で交換」という持ち玉比率の非常に低いルールなので、無制限ならば、安田プロ風のいうところの「持ち玉の利」を生かしていい勝負ができそうだ…というのが台選びの理由。CR機や権利物に比べれば勝負のスピードは比べものにならないくらい遅い、つまり長時間でもそれほど稼げる台ではないのだが、他に打てる台がない状況下では、たとえ日当が低くても「打たないよりマシ」と思っていた。

 ところが、終わってみれば、勝負の内容はすこぶる「良い」ものであった。初当たりが10500円、そこから6時ごろまでは、1箱と2箱の間で行ったり来たりのダラダラ展開、しかも2回目の当たり以降すべて確率オーバーで300、400ハマリは当たり前と低調だったものが、6時半に迎えた確率内大当たりを皮切りに、8時までの間になんと大当たり8回を叩き出すという大爆発をやってのけ、見事、昨日の分を取り戻し、それに大幅なプラスを付け加えることができたのであった。本日は、ラッキーボウルの分と合わせ、換金額が49500円。

 これをもって、2日間、20時間を越える勝負は終了。先日のところでも書いたが、魔の試験月間に突入してしまうため、しばらくは打つとしても「ほんの遊び」になってしまうことだろう。まあ、年に2回くらいは真面目に勉強する時期があっても、罰はあたらないだろう、と思う(笑)

  2日間の収支【投資=35000 回収=62000 トータル27000円のプラス】


6月19日(木)

高尾郊外/トワーズ西八店にて

 前回の日記からもう2週間経ってしまったが、これも先週発生したプロバイダのサーバートラブルのため。ご容赦願いたい。とはいえ、2週間パチンコを休んでいたわけではなく、6日から昨日までの間に、9戦して5勝3敗1分で、収支としてはそこそこのプラスになっている。一時期、毎回のように「不ヅキが…」といっていたのがようやく収束方向に向かってくれたようである。

 さて、今日は新装初日となる「トワーズ」へ出撃。渋い店が多いように感じられるこの時期にあって、3機種計56台の大幅な新台入れ替えを実施するということで、相当の期待を持ちつつ、何としても新台を取ろうと思い、かなり早めに自宅を出て同店へ向かった。が、いざ着いてみれば、唖然とするような人の少なさ。しかも、常連客を優先入場させるとあって、行列する意味もないときている。仕方なく、近所のコンビニで本日発売の「必勝ガイド」を購入し、車の中で「パチプロ日記」など読みながら開店を待つこととなった。

 ようやく人が集まりだしたのが開店15分くらい前で、裏口から入場整理のための店員が出てきたのを見計らって、自分も人混みの中へ加わった。優先入場の順位は、一発台常連カード(?)持参客が最優先、その次がダイレクトメール整理番号順、最後が一般客となっており、この店の会員でない自分にはいたく不利のようであるが、実は、ダイレクトメールはしっかり入手していたのであった。したがって、自分の狙いである「CRニューロードスターV」は何の苦労もなく、しかもヨコの比較でシマ内でも釘の甘い台を確保することができた。ただ気になるのは、ラッキーナンバーが、「初回、液晶上ミニデジタル357で無制限」とかなり厳しいことだが、これも3円交換という営業形態を考えれば仕方のないところだろう…などと思っているうちに、開店ミュージックが鳴り出した。

 この機種は、昔よく打った「CRフリフリダービー」と同様のゲーム性で、大当たり確率はすこぶる高い。一気の爆発はなくとも、少ない投資で大当たりを重ねながら徐々に勝ちを増やしていく…というパターンを思い描いていたのだが、いきなり初回からハマリを喰らってしまった。とにかく何も当たらないまま、あっという間に3000円カードを6枚消費し、ようやく18500円目に当たったのはこともあろうに小当たり。上皿にほんの少し玉が増えただけであった。再び現金投資となって、追加1000円。当たると思っていなかったノーマルリーチが「666」で大当たりとなり、ようやく第1歩を踏み出したかと思われたが、大当たり終了後の保留1回転目で「7」のリーチがかかり、真ん中が「A」の小当たりとなり、あっという間に終了となってしまった。ラッキーナンバーではなかったので出玉を交換したところ、2450発。

 ここでハマるようでは勝ちは望めない…と思いながら再び現金投資に突入すると、今度は早いのが来た。投資1000円で、スターダストリーチから「222」。しかも、この大当たりで見事ラッキーナンバーを引き当て、無制限札をゲットすることができ。さらには、この確変が3連チャン(確変終了の小当たりは含まず。以下同じ)で、ドル箱3箱の出玉を確保できた。この時点では、まさか追加投資になるとは思っていなかったのだが−−。その後は、上皿で小当たり1回、1箱打ち込んで確変単発、上皿で小当たり、そして、その出玉をすべて打ち込んで何も当たらずと、見せ場もなく、またしても現金投資モードに突入してしまった。本当ならばヤメにして帰ってしまいたいところだが、新装初日の回る台、厳しいLN制での無制限札と、止めるにはあまりにも条件が悪すぎる。そんなジレンマの中ひたすら玉を買い足していると、今度は追加3000円にて大当たり。そして、ここからが凄かった。その大当たりは3連チャンで終了したのだが、終了後上皿で再度単発大当たり、その後500発での大当たりが3連チャンと、瞬く間に7箱分の出玉が転がり込んできたのである。これだけ荒い出方をすると、打つ方としては疲れることこの上ないが、ともかくプラス領域に復活することができたので、休憩を兼ねてホール内を見て回ることにした。この時点で時間は5時半。

 他の新台は、いまさらの感がある「ミサイル7−7−6D」「モンスターハウス」で、ミサイルが6000発定量、モンスターは3・7無制限というルールであった。ミサイルでどうやったら6000発になるのかよく分からないが、ミサイルの向かいにある「大入」もチューリップに細工をして(定量まで閉じないらしい)6000発定量にしているので、こちらもたぶん仕掛けがあるのだろう(笑)。見た感じでは、命釘の下側がクルーン側へ寄せられているマイナス調整だが、シマの3分の1位は大当たり中だった。一方モンスターの方は、このLN制でどうやったら…と思うほど無制限に突入している客が多く、こちらはドル箱山積みの台が目に付いた。ほかでは、「ホー助」と、いまだに生き残っている連チャン機の「びっくりマン」が出ているように見えたが、これは機種の性質によるものだろう。ホール全体で見れば、決して出しているという状態ではないにも関わらず、平日昼間からこれだけの客がいるというのは、八王子駅前のホール関係者などから見れば羨ましい状態に違いなかろう。

 というわけで、7箱の出玉を持って戦闘再開。打ち出しを再開してすぐに、上皿で小当たり。そして、この後がまた、ある意味で凄かった。2時間かけて3箱打ち込んで、小当たり1回のみ。仮に最低設定だとしても150分の1を上回る台で、なぜかくもハマリが深いのだろうか。先の3箱のまれて7箱出るという出方にしても、完全確率で抽選を行っているとは思えないようなところがあり、オカルトとは分かっていながらも、「ウラか?」と思ってしまった。さすがに、次くらいは多少早いのが来てもいいのではないか…と期待してみたが、これもダメ。次の当たりが訪れたのは、さらに3500発を打ち込んでからであった。この時点で、7箱あったドル箱は足元に2箱、手元に1000発程度。もしもこの当たりが小当たりだったならば、大負け街道まっしぐらとなっていたことだろうが、最後の最後で見せるヒキの強さなのか、引いたのは大当たりで、これが5連チャンまで伸びてくれた。ここで、一気に7箱まで復活して、時間は9時ちょっと前。ここでヤメることも考えたが、この状況で持ち玉があるのに撤退するという不利は絶対にあってはならぬこと。ここまで来た以上、もう引き下がれない。勝つにしろ負けるにしろ、本日は死ぬ気で閉店まで打ち切る覚悟を決めた。

 手元のドル箱から、1000発、2000発…と玉が減って行くにつれ、「また大ハマリを喰らうのでは」という、全く根拠のない考えが頭をよぎったが、今までの出方とて、確率的に考えて異常というほどのことでもない。この程度のことで「怪しい」と思うようでは、そこいらのオカルト親父と大差ないではないか、そう自分に言い聞かせつつひたすら打ち込みに徹し、ドル箱の玉がなくなったので足元から新しい箱を…と思っていたところに、待望の竜巻リーチがかかり、見事「555」で大当たり。そして、自分の願いが通じたかのように、4連チャンまで伸び、ついにドル箱が10箱を突破した。この確変が終了した時点で時計を見ると、10時ジャスト。そこから、500発打ち込んで小当たり1回が出たところで、「本日10時半閉店」との店内放送があったので、確変消化に要する時間などを考えた結果、閉店まで20分を残してはいるものの、引くのが正解と考え、止めることにした。出玉を交換すると、22294発。実は、8枚目のパッキーの残り500円分を、取って置くのも面倒なので一緒に流したのだが、結果としてはこれが大正解。初回の交換となった大当たりの出玉と合わせて、7万4000円分の景品と、余り玉が30発という結果になり、余り玉の発生を最小限に抑えることができた。

 店を出て景品交換所に向かうと、外は小雨が降っていた。そういえば、台風が近づいているのだっけ…などと思いながら、雨の中帰途についた。

  本日の収支【投資=24000 回収=74000 トータル50000円のプラス】
  同じ勝ちでも、もうすこし穏やかに出てくれれば楽なのに…

本日の対戦台=CRニューロードスターVの概要


6月5日(木)

八王子/LIONにて

 昨日は全休して英気(?)を養った。そして今日は、何がなんでも勝つべく、朝イチから八王子へ。例によって各店を見て回るが、毎日のホー助は谷釘をまたもマイナス方向へ振られてバツ、ナポレオンは知らないうちに「パワフル」を外して、その後に「マジカルランプ」を入れていたが、これもダメ…ということで、結局今日も落ち着き先はLIONになってしまった。ここの店で自分が打つとすれば、2階の現金機ということになるので、急いで2Fへ向かったところ、急ぐまでもなく先客はゼロ。そこで、レモン牌で前回の敵討ちでもするか…と思いながら釘を見てみるものの、前回(5/28)に比べるとやはり命釘が1まわり狭い。平和のゲージなら命釘は狭くとも回る台はあるのだが、なにせこの前ちょこっと打っただけでは、そのような台が見つけられるはずはない。となれば、次は反対側のアラビアン。ここのシマでは結構打っているので、釘ヅラとデジタル回転の関係も多少はアタマに入っている。と書いてから白状するのも恥ずかしいが、試し打ちした台はどれもここれも中途半端(千円25回程度)なものばかりで、本気で勝負できそうな台を見つけられないまま、開店から30分にして、早くも5000円の負けと相成った。

 この時点で2階では打てる台がなくなってしまい、仕方なくCR機ばかりの1階へ行く羽目になった。1階の設置機種は数多いが、ここで打つならば、やはり「CRフィーバークイーンJX」。店内で最も新しい台なのに客付きは悪く、釘は甘めという好条件ならば、CR機での勝負も仕方あるまい。3000円のパッキーを購入し、空き台の中から数台をピックアップ、その中から試し打ちで最終候補を絞る、という戦略でいくことにした。で、まずはカドに一番近い21番から。この店のCRユニットは、玉貸し単位を自分で変更できるタイプになっているので、玉貸しを「200円単位」に設定し、200円分の玉を借りた。こうすれば試し打ちの無駄な投資を少なくすることができる。これでイイ台を探し、あとはひたすらデジタルを回し続ければいい…。頭ではそう分かっていても、この時点ですでに「今日も当たらず負け」を考えるほどの弱気であった。

 しかし、勝利の女神は自分を見放してはいなかった。初当たりは、なんとその最初の200円、9回転目にして訪れたのであった。この程度なら、長いことパチンコを打っていれば良くあること…で片付いてしまうのだろうが、その後も凄かった。初回大当たり終了後、またも9回転での大当たり。しかもこれが、確変ナンバーの「赤7」で、3連チャンまで伸びてくれた。結局、最初の単発を含め、あっという間に4回の当たりを叩き出し、1万発の出玉を手にしてしまったのである。これぞまさに「してやったり!」の心境。不ヅキの連続だった苦しい日々に、ようやく終止符が打たれたように感じられた。こうなってしまうと精神的にも非常に楽なもので、あとはひたすら打ち続け、以下のような出方になった。

\200   9 Q  単
       9 赤7 ↓
      41 F  ↓
      19 A  3連  大当たり 14/2828=1/202
     455 F  ↓
      34 赤7 ↓   初当たり 8/2713=1/340
      16 J  3連
     262 JK ↓   確変突入率 4/8=1/2
       2 Q  2連  平均確変継続回数 2.5回
       9 Q  単
     560 K  単
     433 青7 ↓
       8 Q  2連
     266 A  単
     720 ヤメ
 久しぶりに、初当たりが理論値を上回ったというのは、何よりも喜ぶべきことだろう。確変突入率、確変込みでの大当たり確率はまだ理論値を下回っているが、試行回数が少ないのにすべての確率が収束するわけがない。大数の法則に従って、今後徐々に収束していくことだろう。何はともあれ、ようやく格好がついた。少し早いが、9時半に出玉を交換して店を後にした。

 これだけなら1万5千ほどのプラスにしかならなかったのだが、帰り道、コスミックのあおりですでに末期症状(笑)の「マーキュリー」を覗いてみると、「玉ちゃんファイト」で高確率中の台が空き台となっており、これが投資300円で15ラウンドをゲットし、その後30分で2500発ほど出てくれた。これも今までの不ヅキに対する「お返し」の一環なのだろうか。ともあれ、この「拾いもの」のお陰でプラスをさらに5000円ほど増やして、本日の勝負を終了にした。

  本日の収支【投資=5500 回収=25500 トータル20000円のプラス】
  ようやく勢い復活! これからガンガン稼がせてもらいます

本日の対戦台=CRフィーバークイーンJXの概要

  • 大当たり確率=359分の1(確変中51分の1)
  • 確変突入率2分の1、以後1回継続。ただし、確変継続は最高5回まで。
  • 名機クイーンがCRバージョンで復活。盤面も、あのアツいリーチサウンドも、良い面はしっかり受け継いでいる。700回ハマってもこれほど退屈しなかった台は、最近ではこれだけである。
  • 基本的なゲージ構成は、元祖クイーンとほぼ同じ。よって、ワープ入口、ドラム横風車、道釘などを重視して台を選べばよい。命釘は、上げ釘になっている方が良いのも元祖と同じ。
  • アタッカーがワイドで、11個、12個の入賞がかなり頻繁に起こるため、平均出玉は他の機種に比べて多めとなり、1回の大当たりで純増2400発が望めるだろう。なお、CR機の内規改正に伴ってヘソの賞球が6個となっているため、玉減りやデジタル回転のペースにおいて、今までのCR機と同じ感覚で打ってはならない。自分の打っている台のクォリティを正確に判断するため、現金投資の間は500円あたり、持ち玉では大当たり1回分の回転数を常に把握するよう心がけたい。

6月3日(火)

立川/888にて

 ろくに勝てなかった魔の5月もようやく終わり、6月がやって来た。確率が月単位で収束するわけではないので、月単位の収支に拘泥することにそれほど深い意味があるわけではないが、やはり月単位で何らかの結果を出せないといい気分ではない。月も変わったことだし、気分一新、今月こそは、先月の「全くダメ」状態の分を埋め合わせるべく頑張りたい。といっても、自分が頑張れるのは台選びまでで、あとは田山流に言うならばすべて「台のココロ次第」。まあ、あれこれ考えても確率は収束しないので、ひたすらデジタルを回すしかない。こういう時、パチンコ打ちはかくも孤独を感じるものなのだろうか。

 さて、今日の勝負の地は立川の「888(ハチハチエイトと読むらしい)」。昨日学校帰りにチェックを入れておいたので、よほど全体的に釘が締められなければ台にあぶれることはまずないだろう…というのが自分の考えであった。ところが、いざ店に入ってみると、その「まさか」というやつ。昨日甘かった「ラッキーボウル2」は、どれも命釘を1回り、いや、2回り近くまでシメられてしまっていた。どうやら、月が変わっても「ツキ」の方は相変わらずらしい。かといって、この時間から八王子に戻って台を探すというのも無理な話。そこで、シメ残しを狙いつつ、これまた田山流「マグレ一発」を期待してラッキーボウルを打ってみるが、やはりダメであっという間に−4500円。で、かくなる上は…ということで、いまさらながら連チャン機のフィーバークイーンへ。このシマも、昨日に比べればシメの台ばかりが目に付くが、その中で、命釘の幅の割には回っていた、カドの103番を打つことになった。

 まずは500円分の玉を借りて、回転数のカウントから…ということで打ち出したところ、その500円分の玉を半分ほど使った11回転目、本日一発目の青7リーチが、2コマ手前から2段階となって呆気なく当たってしまった。久しぶりの「してやったり!」というところだろうか。こういうパターンで初当たりを取ってしまうと、落ち込んでいた気持ちも幾分かはすっきりする。あとは順調に当たりを重ね、連チャンを引いて大勝ち…というパターンになれば最高、というわけで、以下が本日の結果。

\500  11  青7  +2コマ
     296  J    戻り
     189  A    +1周   大当たり 7/1832=1/262
       1  赤7  +1周   初当たり 5/1837=1/275
      85  A    +1周
     791  青7  +1コマ
       4  赤7  +2コマ
     455  ヤメ (2981発)
 結果は、やはり「全くダメ」。理論値との比較でいうと、大当たりが2回・収支にして10500円ほど少なかったことになる。この程度の不ヅキでは「よくあること」ということになるのだろうが、こうまで理論値以下の日が続くとは…。打ち続ける気力を失って、持ち玉があるのに17時過ぎに撤収してしまった。それでも、単日収支でマイナスになっていないのだから、ここはひとつ「プラス思考」で良しとするしかない。1000円32回のクイーンなら、これだけ不ヅキでも負けないのである。そう思おうとしても、帰り道、立川から高尾までのJRが長く、そして辛く感じられた。

  本日の収支【投資=5000 回収=6500 トータル1500円のプラス】
  理論値以下の日はいつまで続くのか…


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